棟瓦の下地材

棟瓦 腐らない木.jpg 棟木 :  屋根の一番高い所にある部材
洋風平板瓦ということで、棟の瓦を固定するため金具でタルキ(通常の瓦屋さんは木)を固定します。
木でもよいのですが木は長い年月のうちに腐食します。
屋根葺き替えのときによく見られるのは 外部の瓦はそっくりしているのですが、
内部は空洞で何もない。そのような様子がよく見られます。
腐食防止の為、写真のような黒い材料 木を加工・圧縮し特殊な塗料をしみこませゴムのように
仕上げたものを使っています。
完成した時だけでなく何年も後のことを本当に考えて工事している瓦屋さんを
私は誇りに思い日々の仕事を見ています。

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