居間の天井

居間の天井.jpg 居間の天井の様子です。
この部分は28帖あるLDKの一部で一番日当たりがいいところです。
さらに天窓を設け、日差しがバンバン入り込みポカポカです。
この部分は、床を45cmあげたので天井も同じく上げなければ低くなってしまうので
あらかじめ化粧バリをいれておきました。
通常 ハリ は松や米松などを使っています。そのハリを削ってそのまま現してもいいのですが
集成材のハリを使用しました。
その理由は下記の通り
集成材

製材した板(ラミナーlaminar)を乾燥し、繊維方向を平行にして、長さ、幅、厚さ方向に
集成接着した材。そのおもな特長は、大きな節や割れのような木材の欠点を分散または取り除き、
木材の不均一性からくる狂いや乾燥時の割れや反(そ)りが少ない点にある。
したがって、製材品より強く、使用時の安定性も高い。
また、小径材や残材から長大材ができ、断面寸法などを設計条件から合理的に決められる。

松・米松材を現すと長い間に割れや狂い、何より松特有の松ヤニが出てくる可能性が多いです。
皆さんもいろいろな建物を見てみてください。
あ~ 木だなぁ~ と思っても割れていたり ヤニがべったり足れてきていたり あると思います。
木の選定には細心の注意を払わなければなりません。

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