床板の加工

今日作業場にて2階の床に使用するヒノキ縁甲板を仕上げました。
はるか昔は皆さんも御存知かんなを使って仕上げていました。
しかし今では(今といっても20年は前ですよ!)機械を設備投資すればきれいにかんなを
かけてくれます。しかし刃物ですから研磨機で研ぎながら使わなくてはいけません。
手で一般的な砥石ではとげません。なにしろ刃の長さが30cmもありますから。
この機械 超仕上げ という機械で仕上げます。
超仕上げ.jpg 板物になるとこの機械がないと仕事になりません。
一日中この機械に材料を通していることもよくあります。
機械がカンナをかけてくれるとはいえ、柱はちょっと無理ですね。
板物はあまりねじれなどの狂いがありませんが柱になると多少曲がっていたり
背割から広がっていて真四角でなかったりとうまく機械にのりません。
人によっては面倒だからこの機械で柱を仕上げている人もいるようですが
私がやってみた限り柱は5から10往復位かけないとまともにカンナがかかりませんでした。
カンナのくずと仕上がった板.jpg 板物でしたらこのように板幅の立派なカンナくずが出てくるわけです。

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