常陸太田市の蔵造り別荘は瓦の搬入を行いました。
ここは関東ですが瓦は愛知県産。三州陶器瓦を使用します。
現場が広ければトレーラーで現場直送も可能ですが一般的に瓦屋さんに運び、
そこから現場へ瓦屋さんが運び込むという態勢です。
慣れた手つきでハシゴ兼用のタワーをかけ、瓦を次々と屋根に上げていきます。
かなりの重労働です。この季節になればまだいいのですが真夏はかわいそうです。
間柱も入れ終わり漆喰下地を始めています。今後は防水紙をはり外部をふさいでいきます。
続編1「建築業はサービス業である」
登録建築家(樋口)です。
前回のテーマの続編になります。
4.「挨拶」
●〔要約〕当たり前の事がなかなかできない。お金をかけなくてもできることは沢山ある。
もし「ご近所の人が見込み客だとしたら・・・」現場で日々行う行動すべてが変わる筈です。
もちろん、ご近所の方すべての皆様が見込み客になることはありません。しかし、必ず何人かはこれから家を建てる人たちです。
現場は観られています。
また、機材から発生する音や木屑などで細心の注意を払っていてもご迷惑をかけていることが多い仕事でもあります。
近隣の方と旨くコミュニケーションを図っていく意味でも、具体的な行動として「さわやかな挨拶」をすることを心がけております。
もし、ご近所の方の中に将来お客様になってくださることが判っていたとしたら、どんな愛想のない人でも最高の笑顔で挨拶する筈です。
スタッフはもちろんのこと、現場で働く職人たち、現場に出入りする業者の人たちすべてが、挨拶できなければいけません。
挨拶は、会話をはじめる第一歩です。
しかし、難しく考える必要はありません。
現場で出会う人に、ただ挨拶をすればいいだけのことなんです。
朝は、「おはようございます」
昼なら、「こんにちは」
たった、これだけでいいんです。
できれば、笑顔で挨拶するようにしたいですね。
最初はぎこちないかもしれませんが、だんだん自然な笑顔になってきます。
スタッフも、取引業者もやればできます。
挨拶をするだけで、ご近所からのイメージが、ぐんと良くなります。
5.「服装と身なり」●〔要約〕新築現場が有利な理由は、ご近所の人は見てないようで、しっかり見ている。
だから、仕事内容がある程度理解されるので、不安が少なくなる。
新築現場のご近所で、新たに受注するためには、「服装と身なり」に気を配る必要があるのです。
現場では、スタッフ、職人さん、取引業者の服装は清潔で整っていなければなりません。
もし、ご近所の人に不快な思いをさせているとしたら、受注は望めません。
見た目は大事です。
なぜなら、人は外見で判断するからです。いくら仕事が出来ようが、評価されません。話の土俵にすら上れないのです。
でも、もし、 現場の人たちがちゃんとした身なり、洗濯された作業着で仕事をしているとしたら、ご近所の人たちはどんな印象を持つでしょうか。
だから、清潔でさわやかな印象を与える身なりと服装を心がけています。
現場に関係する人すべてに、徹底させています。
うちは無理だとあきらめた時もありましたが、がんばっています。
なぜなら、次の受注につながります。