蔵造り別荘に特注のレールを取り付けました。
何が特注か?というと
通常コンクリート土間には「埋めレール」と言って真ちゅう・ステンレス・鉄製の既製品の
埋めレールがあります。戸の厚みが30mmや33mmの場合はこの部材で対応できます。
しかし今回は戸の幅が1800程度に作るので戸の厚みも40mm程度はほしいという
建具屋さんの要望からレールは特注で手作り品となりました。
私は木を扱うものですので鉄骨屋さんにレールを依頼。
長さ7mのロングサイズで3本溝の特注レールが出来上がりました。
捨てコンクリートにアンカーピンを打ち鉄板を用いて高さを固定しました。
レールの溶接作業の様子です。
文句のつけようのないびくともしないレールができました。
特注レール
続編4・建築業は「サービス業」である
登録建築家(@樋口廷之)です。
今日も 引き続き 続編になります。
ハウスメーカーと同じ土俵で戦わないためにはどうしたらいいか、いつも考えています。
そのためには、「新築現場」を最大限活用しなければならないと思います。
現場を活用することが、「地元」工務店がハウスメーカーに勝つ唯一の方法ですよね。
ご近所の人に現場をしっかり見てもらう必要があります。
自分たちの、こだわりを知ってもらいたいです。
そうすれば、ハウスメーカーとの違いがわかってもらえるように思えます。
8.「対応」新築現場のご近所で、新たに受注するために、「すばやい対応」は大事です。
現場では、スタッフ、職人さんたち、取引業者の対応はすばやい事を売りにしています。
何度も催促しないと対応しないという事はないようにしています。
まして、知らん振りなんてことはないようにしています。
ご近所の方の要望に対する対応が遅いとしたら、受注は望めません。
「すばやい対応」は大事です。
ここでいう対応は、事を解決することではありません。
たとえば、「夕方までに電話いたします。」「明日お伺いします。」
要するに、「何時までに○○する」、それを伝えることです。
それがわかれば、ご近所の方も安心します。
施主に対する対応も同じことが言えます。
対応が遅いと、紹介も出ません。
対応が遅いだけで、いくら仕事が出来ようが、評価されません。
話の土俵に上れないのです。
それで、すばやい対応をするよう心がけています。
決して難しいことではないのです。
電話1本ですむことです。
すべての現場関係者に徹底しています。