しぶき板

蔵造り別荘は外壁となるしぶき板を貼っています。
板の材料は杉板を使用しています。しかも節ほとんどない役物の材料です。
板厚12mm、板幅210mmの板で写真左のように三角の部品を入れながら
貼り上げています。
しぶき板 このように貼ることで水の侵入を防ぐことができます。
サッシ周りからの雨水の侵入が少々考えられますが防水気密テープをしっかり貼り
白い防水紙を貼っていますから建物内部に侵入することはあまりありません。
コーキングに頼る外装材はコーキングが切れればそこから侵入し雨漏りになります。
板貼りは板自身が水分をある程度吸収します。そして太陽にあたり木は乾燥します。
その繰り返しによってしぶき板貼りの外壁で雨漏りはほとんど事例がありません。
木は生きている事を実証してくれています。
この板貼り作業が終わると間柱の間隔に桟をかぶせていきます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加