左官工事開始

蔵造り別荘では左官屋さんが入っています。
しぶき板の上の真壁部分は漆喰仕上げですから
①防水紙を貼る
②ラス(金網)を貼る
③モルタルを塗る   下塗り(1回目)
④何日か経ったら 中塗り(2回目)
⑤また何日か経ったら 仕上げの漆喰塗り
といった工程で進んでいきます。
左官工事開始現在③です。
湿式工法の左官工事はこのように時間がかかります。
このような時間を削減するため乾式工法の外壁(窯業系サイディング)を貼っている訳です。
時間短縮になり見た目も綺麗となれば皆、乾式工法がいいと思うでしょうが
左官工事の壁は丈夫さでは負けないと私は思います。
何しろセメントを壁に塗っているのですから・・・
今では少なくなった左官工事。決してなくしてはいけない職種だと思います。

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