松 丸太

メインの小屋組みの材料、松 丸太材の墨付けを行っています。
茨城県産の松材は松くい虫の影響でほとんどありません。今回の松材は
福島県産・近隣の山より切り出されたものを使用しています。
一番細い部分で直径240ミリ、太い所になると直径500ミリもあるものまで様々です。
長さも2間ものから5間ものまで揃えました。
松 丸太 前の通りと後ろの通りを一本物で通すことにより構造の計算では得ることのできない
強度を持たせることができます。
こんなこと設計士や役所の書類検査官に言っても駄目ですが・・・
私たちは建築の骨組の段階から建物にのって仕事をしていますからどんな構造体が
揺れて、どんな構造体ががっちりしているか身をもって知っています。
材料をつないでいくより、当然一本物の方が丈夫だと思いませんか?
化粧造りや数寄屋造りにこのような松梁を使うのは弊社ではいつものことです。
特別なことはしていません。
普通の洋風住宅でも使うことは可能かと思いますが2階床高さをちょっと
考慮する必要があると思います。
一生に一度の家づくり。こんな丸太を使って家を造ってみませんか?
明日は、丸太加工の様子を紹介します。

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