今日は、珍しい木を(株)押田製材所にて製材してきました。
ハナノキという木です。
私も聞いたことはありますが、どんな木か気になってWebで調べてみたら
ちょっとビックリでした。
ハナノキ
- 花の木は、カエデ科の木で、とても珍しい樹木です。
春、葉に先だって花が多数集まって、鮮紅色に咲きます。
自生地は本州中部の滋賀、岐阜、長野、愛知のわたる、ごく狭い範囲とされています。 - この花の木は、4県、10ヶ所で国の天然記念物に指定されていますが、
なかでも愛知県北設楽郡の自生地にある樹は郡を抜き、
樹齢700年、樹高は23・4メートルもあります。
こうしたことなどが県木に選ばれた1つかと思われます。
こんなことが書いてある訳です。
ここは福島県なのに・・・
建て主は何十年も前に手に入れてこの日のために小屋に眠らせておいた
銘木でした。しかし、このハナノキ。曲がっていました。
広いホールなどの飾り柱であれば曲がっていてもそのまま使えるのですが
今回の間取りでは内法部分に使わなければ使う場所がない間取りのため
考えました。
途中まで製材し、丸みを落としました。柱の向きと建て方を工夫し使うことに
しました。言葉ではよく伝わらないかもしれないですが・・・
実際に建てた後にまた紹介します。