ケヤキ柱仕上げ

ケヤキ柱一式の加工が完了しました。
4本のケヤキ柱を建てる贅沢な造りですが加工は大変でした。
大黒柱に使用する柱は1尺2寸角(36cm角)あり、一人で持つことはもちろん回すことも
できませんでした。穴が空けばその穴を使用してなんとか回せるようになりましたが
苦労の品となりました。
穴を掘るのも一筋縄にはいかないのがケヤキなどの硬木です。
ドリルも思ったようには入っていきません。
弊社では一般的な幅(5寸用)の角のみのの他に、1尺用の特大角のみを保有していますが
そのままでは材料に挟むことが出来なかったのでひと工夫加え(改造)、
なんとか穴掘りをしました。
ドリルのキリも始まったはいいが、木に入っていかないので新品の物に交換、
さらに油をキリにたらしながら彫り込んでいきました。油を付けると滑り(入り)が良くなります。
こんな苦労をしながらやっと形になっているのがこのケヤキ柱と特大のケヤキ差し鴨居です。
ケヤキ柱・差し鴨居 上棟を今週の日曜日に控え、残りの細かい加工を急ピッチで行っています。



明日からの予定
14日 材料を現場へ運搬  残りの細かい加工(束のキザミ)
15日 レッカーを使用し建て方
16日 レッカーを使用し建て方
17日 上棟
18日 休日

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