化粧住宅の屋根材は材料を削ればすぐに使える訳ではありません。
普通の考え方では材料すら用意できません。
反りの部分(重なり部分)の一段目とでもいいましょうか、木取りをしました。
杉の役物のタイコ挽き4m物を弊社独自の型に合わせ墨を付けます。
その際、今回は1回目の木取りですので15mm程度大きめに墨をします。
なぜ・・・
木を乾燥させる為+反っているので狂いが出る恐れがある為です。
このような工程でまず第1段回目の作業が済みました。
本格和風無垢板住宅、無垢板をふんだんに使用した化粧住宅中心に設計・監理・施工を一括した業務を行っている。大工でありながら一級建築士という立場から、建てる技術だけではなく生活スタイルに合った家造りの技術には定評がある。