屋根化粧材荒挽き 1段目

先日墨を付けた屋根化粧材、墨なりに荒挽きしました。
動力の大型バンドソーを使って、2人がかりで汗だくになりながら挽きます。
今回の作業は荒挽きですから、最終的にはあと一回挽き直しをします。
木を乾燥させる為と木の癖を取る為です。
一回で形を作ろうとすると木が繊維なりに変形してしまい形が崩れてしまいます。
角材では考えられませんが反り屋根ではごく自然な事です。
反り部材製作には、形だけでなく木の癖を考えながら気取りをしなくてはいけません。
言葉では言い切れないくらい難しい仕事ですよ!
屋根化粧材荒挽き 1段目 挽き終えた材料は桟を入れて外で自然乾燥させます。
1か月もたてば軽ーくなって扱いやすい部材になってくれます。

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