屋根化粧材の荒挽き

屋根の化粧材(反りの隅部分)は2回に分けて挽きます。
曲がっているので材料も曲がっている物を注文し、墨を大きめにして、
200V動力の大型バンドソーを用いて自社で製材します。
一般的大工さんの持っているバンドソーでは墨が曲がっていると圧がかかって
機械が止まってしまうかのようにうなりを上げノコが曲がったり折れたりしてしまいます。
この機械を使えば余裕です。道具には替えられません。
屋根材荒挽き~乾燥 挽き終わった部材は外に立てて天然乾燥させます。
木にとっては天然乾燥が一番です。繊維を壊さず水分を抜きます。
立てる事で水分は下へ下へきますから抜けやすい状態に干している訳です。
こうして干す事、1カ月。軽ーくなってさらに加工していきます。

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