長期の断熱材

東京の現場は長期優良住宅です。
長期ではない住宅と長期の住宅の一番の違いは断熱です。
今、非常に入手困難な気密の高い発泡系&グラスウール断熱材。
しかも、とんでもない量を一軒の住宅に使います。
今回も当初は第3種の気密性の一番高いもので設計していましたが
入手できませんので第1種の断熱材に設計を変更しました。
ところがこれによりものすごい量になってしまいました。
基礎は70ミリ。屋根は100ミリ。壁は120ミリ厚の発泡系の断熱材です。
もちろん、こんな厚みは規格にありません。
何枚もあわせてこの厚みにしました。
断熱材
壁材だけで地面に重ねていくと15メートルの量になります。
私の個人的な感想ですが、こんなに断熱材は要らないのではないでしょうか?
無意味なくらい入っています。
補助金はもらえます。いいものはつくられます。しかし、やり過ぎでは・・・。
国の規格ですからこれでいいのでしょうが、いろいろな仕事に不都合も生じてきます。
早速、電気配線に問題が・・・。

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