家も「生きている」

住んでいる人間、ペットが呼吸をしているように、呼吸する家造りをしています。

あらゆるものに木材を使用していますが、
家の柱や床になっても木は生きているのです。

実際に四季を通して生活していくと分かりますが、時々木から音が聞こえます。

これは木が自ら湿度調整している証拠で、乾燥すると収縮したり、
湿度があがると膨張したりする際の音なのです。

人間がその時の環境に適した服装にするように、
木もその環境に適応しているのです。

家という形になっても木が生きている証拠です。

木のパワーは恐ろしく素晴らしいです。
木という、生きている天然の素材で作られた家では、
シックハウスなどのアレルギー症状とも無縁です。

まるで家全体が呼吸しているかのようで、
家の中の空気もすがすがしく感じます。
木で作られた家は、大事に手入れをすることにより、
年を重ねるごとにいい色合いが出てくることも特徴の1つとなっています。

まさに住んでいる家族とともに、家も「生きている」のです。

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