全体的に行うとなれば、誰にとっても人生の一大事業ということになります。
ですので、できることなら信頼のおける一級建築士の大工の方に担当してもらうのがいいでしょう。
実は、丈夫な家、快適な住まいを造るということに関しては、
一級建築士であろうと、二級建築士であろうと、
大きな変わりはないはずですし、
安全・安心の施工という視点でも大差はないはずです。
というと、一級建築士の人からはとんでもないとお叱りを被りそうですが、
お客様の意向をくみ取り、住みやすい家づくりということに関しては
等級が決定的要因になるわけではないのです。
しかし、実際のところ、注文する方からすると、
心理的に大きな影響があるのです。
何の問題もなく、家の新築や改築が完成すればいいのですが、
どうかして、洗面台の高さが使いづらいとか、
飾り窓とはいえ、戸締りにぎこちない動作になるとかということが生じると、
やはり○○だからかというようなレッテル判断が浮かんできてしまうのです。
いい悪いではなく、現実的なことですから、
安心して任せる、気持ちよく完成させるというときには一考した方がいいことなのです。