木造住宅に使われるヒノキの特徴


昔から木造住宅に使われるヒノキは、
成長が遅いため樹齢60年以上にならないと、
1本の柱が取れないくらい年輪の目が詰まっていて、
高い強度を誇っています。

ヒノキは、伐採した後に強度を増していくという特徴を持っており、
カビなどにも抵抗したり、協力な殺菌成分をもっていますから、
住宅建材としては最適です。

ヒノキは水に強く、光沢があるだけでなく、
狂いが少なく、加工性が良いため、建築材として
粗材から高級材まで幅広く使われることになっています。

湿気に強いため、シロアリなどにも極めて強く、
腐りにくいという性質を持っています。

ヒノキの独特の香りは、住んでいる人の心を癒してくれる作用もあり、
木に馴染みが深い日本人には、ヒノキを使った住宅は向いています。

無垢材ですから、体への影響もなく安心して住むことができます。

ヒノキは高級建材として、仏閣や神社を建てるために用いられており、
化粧丸太や錆び丸太としても用途が多くあるものです。

現在も、建築資材としてだけでなく、
建具や仏像の彫刻などにも使用されています。

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