一級建築士と二級建築士のちがい



一級建築士と二級建築士という言葉があるものの、
なにが違うのか、と疑問に思われる方も多いと思います。
一級建築士と二級建築士は全く違いが出てきます。

違いをわかりやすく説明するために先に二級建築士の説明をすると、二級建築士は扱うことが出来る建物には

・高さは13m以下、軒高9m以下、木造の2、3階建は延べ面積1000m2以下(平屋の場合は、面積制限は無し)
・その他の構造については、階数に関係なく述べ面積300m2以下。
・学校・病院・劇場・映画館・公会堂・集会場・百貨店などの公共建築物は、延べ面積が500m2未満のもの

など建物の規模に細かい規定が建築士法によって定められています。とはいうものの一般住宅を手掛けることは二級建築士で十分可能であり、
実際に「家」の設計工事監理では二級建築士が主体となって活躍しています。
また、二級建築士として一定期間の実務を経験したのち一級建築士資格を取得することも可能です。対して一級建築士というのはこれらの規定が全くなく、すべての施設や建物の設計工事監理を行うことができるのです。

このように一級建築士と二級建築士には大きな違いがあるのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加