高齢者が介護を必要としリフォームをする際には、介護保険により費用の9割が給付されることになっているのをご存知ですか?
高齢者が少しでも快適に家で過ごせるよう、決められている取組みです。
高齢になるとちょっとした段差でつまずいてしまうので、段差を解消したり、手すりを取り付けるリフォーム工事を行うことで身体に負担がかかることを軽減することができます。
リフォーム工事の支給額の上限は18万円になっています。
またそのほかの取り決めとして、
・改修する住宅の住所が被保険者証の住所と一緒で本人が実際に居住していること
・要介護認定で「要支援・要介護」と認定されていること
が条件になります。
そのため、宅地改修費用助成制度を利用するときは、市役所から介護者が要支援、要介護認定を受けているかどうか確認に来てもらうなどの手続きが必要になります。
介護保険は日本では40歳を過ぎると誰もが支払うことになっており、日本国民全員で高齢者のサポートをしていこうという取り組みになっているので、宅地改修費用助成制度は積極的に利用すると良いでしょう。