介護保険制度について

介護保険制度は、40歳以上の人が支払う保険料と税金で成り立っているものです。
具体的には、国が25パーセント、都道府県が2.5パーセント、市町村が12.5パーセントを負担し、残りを介護保険料で賄う制度になっています。

この制度は、そもそも介護が必要になった高齢者やそのご家族を社会全体で支えていくという仕組みであり、相互扶助の考え方で運用されているものです。

ただ誰でも何歳でも受けられるものではなく、65歳以上のひとは要介護認定で介護が必要と認められればサービスを受けることができるものです。

また一部の疾患、例えば脳血管疾患等の場合は、40歳以上の人も市町村等の役所が認めれば、利用可能な制度です。
40歳以上の人が受けられる場合の疾患というのは、介護保険法の改正等で増加する傾向にあり、どの疾患が該当するのか気になる場合は行政に確認をすれば教えてもらえますよ。

なお、介護保険料は、その地域において介護を利用する人特に施設入居者が多い場合は高額になりやすく、在宅介護が中心の地域は安価になりやすい特徴を持っています。
地域差が激しく約4倍から5倍になる場合もあるとされています。

いつかはご自身に関わることなのでしっかり知っておきたいですね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加