家を購入するときやリフォームするときは、間取りや外観を考えることはあっても、屋根の勾配まで気にしていたという方は少ないかと思います。
今回は屋根の勾配がどう決まっているのかをご説明いたします。
そもそも屋根の勾配は、屋根材の種類と形状や、地域の平均風速、降雨量、積雪量などの気象条件を考慮して決める事が多いです。
例えば雪の多い地域では、屋根の積雪がなるべく滑り落ちやすくするなど、屋根の勾配はとても重要なものになってきます。
しかし、実は屋根材によって最低勾配が決まっていますから、決めた屋根材によって屋根の形も違います。
そうなるとお家の外見も変わってきますよね。
当社が得意とする日本瓦を使った重厚な城屋根の場合は、おすすめの屋根勾配は四寸となっているのですが、それは材質にも適しているだけではなく、見た目の姿形からも一番美しく見える勾配だといえるのです。
また四寸勾配はそれだけではなく、耐久性の点からも雨漏りがしにくいですし、どの屋根材にも適しているという特徴を備えているものなので、特にこの勾配をお客様におすすめしています。