親子などで二世帯住宅を建築する際に、覚えておきたい注意点がいくつかあります。
二世帯住宅は、身内など近しい世帯が間近で生活しているという利便性がありながら、生活空間は分けることができるというメリットが存在する住宅です。
二世帯が生活する建物ですから、それなりに大きな建物となってしまいますので、その構造によっては固定資産税の額も変わってくるということも予め知っておくことが大切です。
特に、ドアを二つ設けている場合は、設備が倍あることから当然税額も上がってしまいます。
また、一階と二階で世帯を分けるような場合は、水回りが二つ存在しますから、配管もそれだけ長いものが必要となり、建築費用がかかるということも覚えておきましょう。
建築費用や固定資産税など、これからの支払いが無理のないものであることと、生活する上で譲れない条件を確認した上で、納得できる住まいづくりをしたいものです。
家族の生活スタイルの変化に応じて、十年先、二十年先に無駄なく利用できるかどうかについても考慮しておくことも非常に重要だといえるでしょう。