無垢材のデメリット

無垢材は、その木目が独特の風合いを醸し出し、高級感を演出してくれるものとして非常に人気の高い材質です。
一枚板のテーブルなどには古くからよく使われていますが、最近では床材としても良く使われます。

しかし、無垢材にはその材質にもよりますが、デメリットも多く存在します。
まず、熱や直射日光に弱く、経年変化とともに反りや割れが発生してしまうことです。
これは無垢材が水分を放出しているため、その水分が放出された分内部の目がつまり、収縮するために発生するものです。
特に、塗装されていない無垢材ではその変化が激しいのです。

さらに、塗装されていないことから直射日光による日焼けによる変色なども発生しやすいため、注意が必要です。

日当たりのよい場所に長期間放置しないことが重要で、床などはカーテンなどを効果的に利用して直射日光が当たることを防ぐことが大切です。

このように、取扱いに注意が必要な無垢材ですが、丁寧に取り扱うことでその風合いが長持ちすることも特長です。
そして、多少の日焼けや反りなどは、その木材が本物であることを示すものでもあります。

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