築20年を過ぎたら家の老築化対策のリフォームだけでなく、これからの暮らしのために間取りを見直しましょう!
家が20歳ということは、中に住んでいる人たちもその分年をとったはずです。
小さかった子どもは大人になり、大人は年を取り、子供が結婚してしまって家族の人数も変わったり、少なからず変化はあったことでしょう。
年がたてば生活も変わり、それに必要な間取りが変わってくると思われます。
ですので更にこれからの20年のために、間取りのリフォームをおススメします。
中でも一番注意しておきたいのが、会談などの生活導線です。
若いうちは階段でも段差でも簡単に上り下りができましたが、年を取るに従って危険が増していきます。
高齢者のケガの原因として多いのは、階段からの落下や段差での転倒によるものです。
老後の生活をより安全にするために、頻繁に使う生活導線である「寝室~トイレ~浴室・洗面所の中にある段差」は取り除いておいたほうがいいでしょう。
浴室が 1階にある家は、寝室も1階へ移動させておきましょう。
2階の部屋が空いたらそこをゲストルームや趣味の部屋として使ったり、庭にウッドデッキを付けて段差無く庭に出られるようにしておくなどの工夫で、毎日の動線から段差を無くすことができます。