住宅に無垢材を使用してみよう！

現代では木造住宅といわれている住宅であっても、残念ながらなかなか天然の無垢材を使用する機会が減っているのが実情であることはご存知でしょうか。


木材をそのまま使用する天然素材の住宅は、本来ならば無垢材を使用するとシックハウスなどの問題も軽減されるのですが、必要な無垢材を使うためにはどうしても住宅が割高になってしまう傾向が否定できません。

無垢材とは、集成材と呼ばれるさまざまな長さや形のものを寄せ集めて作った木材ではなく、一本の木の丸太から切り出したそのままのものを板として使いますから、真っ直ぐで割れや節の少ない木材は貴重なのです。


そうはいうものの、無垢材を使った家はひと味もふた味も違った素晴らしさを持っていることは、誰も打ち消すことが出来ない事実でもあります。

たとえば、独特の香りが特徴的なヒノキや、柔らかな質感が特徴的なスギ材などを壁や床の素材として使うと、色合いや肌触り、美しさが格段に違います。

住宅の全てに無垢材を使うことが難しい場合でも、リビングなどの家族が集まる場所などに使ってみてはいかがでしょうか。