柱について


神様の単位は「柱」と言うらしいです。木には神様が宿る場所と言われ敬われてきたことから神様の数え方を柱と言うようになったそうです。
そこで今日は、柱の話。こんにちは、山口敦央です。 

柱の役割ですが、縦方向からの力(荷重)を受け止め土台、基礎へ伝える構造上必要な柱と見せる事を目的とした柱があります。

構造上必要な柱は他に通し柱、間柱があります。大黒柱は以前までは構造上の役割を果たしていたんですが、最近は、装飾としての意味合いが強くなってきています。

柱に使われる材料で有名なのは、ヒノキだと思います。
弊社もヒノキを使用しています。もちろん無垢材です。

ヒノキは狂いが少ない、香りが良く、見た目が美しい、強度があり、量も豊富。
施主様はヒノキの美しさに、職人はヒノキの狂いが少なく、加工のしやすさで長年ヒノキが使われてきたんじゃないかと思います。

続いて構造の話になりますが、柱に使われる太さは4寸角(約12㎝)を使います。
全部とは言いませんがハウスメーカーなどは3.5角を使用している所が多いみたいです。4寸角あればさらに安心です。

建前の時、4寸角柱が一本、また一本と建てられていくと同時に施主様の安心感も増していくのが分かると思いますよ。これだけ太ければ大丈夫だと。

                                

 

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