建前


今日は化粧造りの家の建前に行ってきました。ケガもアクシデントも無く
本日の工程を終えました。こんにちは、山口敦央です。

電機屋さんやタイル屋さん、畳屋さんなどが応援に来てくれ、普段より人数が多いこともあって建前は賑やかでとても好きです。

柱を立て、職人がかけや片手に梁、桁を入れ、どんどん家の形になっていくのを見ると、建前ならではの楽しみがあってとてもやりがいがあります。
正直、下から見るとそうでもないんですが、梁や、桁に上がって下を見ると想像以上に高くて怖いです。
毎回、上がってから慣れるまで少し時間がかかります…。

さて、みなさん急に雑学の話になりますが、本音と建前って言葉聞いたことありますよね?
この本音と建前の建前は建築の建前からきてるって知っていましたか?

昔、ある棟梁が建前の前日に玄関の柱が短いことに気づき、建前には間に合わないと思った棟梁はそのことを恥じて自殺を考えます。そこで棟梁の妻が升で足りない分を補うアイデイアを思いつきます。
妻のアイディアで無事、建前を終えることができた棟梁。
しかし、このことがバレることを恐れた棟梁は妻を殺してしまいます。
建前にこだわった棟梁の見栄に本音で答えた妻。これが、本音と建前の由来だそうです。

こんな、悲しい話があったなんて…冒頭で賑やかで楽しいなんて言った事謝ります。

 

 

 

 

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