真壁と大壁


みなさん、人生で壁にぶつかったことはありますか?私は常にぶつかっております。
こんばんは、山口敦央です。
今日は人生の壁ではなく、建築物の壁(室内壁)についてお話したいと思います。

 

当たり前にあるものだから深く考えることもしなかった壁。何気なく見ている壁…壁の役割は空間を仕切って区画する。音や光を遮断するです。
壁としての役割はこんなものですが、壁には大壁、塗り壁、真壁、土壁、漆喰壁など様々な種類の壁があります。

 

今回は、大壁と真壁について。
大壁は柱を石膏ボードやクロスで覆ってしまう構造の壁の事を言います。主に洋室などに採用される壁です。
大壁のメリットは柱を覆い隠すので柱は特に特別な柱を使う必要がないこと。
高耐力の耐力壁にできる。施工側にとっては断熱材など入れやすく施工がしやすいなどののメリットがあります。

 

真壁は柱を覆い隠さず柱を見せる構造の壁のことを言います。こちらは、主に和室などに採用される壁です。
真壁のメリットは柱が露出しているので構造材が空気に触れることで、温湿度が調整しやすく耐久性が増すこと。木の温もりが伝わってくる。
大壁より部屋が広く感じるなどがあります。

 

人生の壁にもいろいろありますが、建築の壁にもいろいろあるんですね。
それでは、今日はこの辺で失礼します。

 

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