日立市 城屋根の家上棟!!!


みなさん、こんにちは。
今日も、上棟時のご紹介です。昨日は太鼓梁で終わりました。続いて束に入るんですが、
その前に、私の知人から太鼓梁について質問があったのでお答えします。
なぜ、太鼓梁のような梁を使うのか?普通の梁ではダメなのか?という質問でした。
答えは、ダメではないけど太鼓梁の方が強度があるということです。じゃあ、全部太鼓にしたらいいじゃないかと返ってきそうですが、そこは予算の問題になります…

それでは、束に入ります。

柱のように立っているのが束です。短いのもあれば、長いのもあります。長い束はその形からローソク束なんて呼ばれ方もします。通常、束を立てたら母屋に入るんですが、今回は間に天びんという物を入れました。

写真画面と並行して流れているのが天びんです。
天びんを入れた理由はというより、入れなければいけなった理由は、束の横揺れ防止と上からの荷重を分散させるためです。

天びんを入れなかったら束は人より高い背丈になってしまいます。こうなっては、母屋を入れるのに大変苦労しまし危険です。
もう一つの理由、荷重の分散。城屋根の家ですから、屋根は瓦です。瓦は重いです。それに耐えられるだけの強度がなくてはなりません。天びんを入れ荷重を分散させます。
ちなみに天びん2段入っていて、強度はさらに増しています。
そして、母屋に入ります。写真、手前から奥に流れているのが母屋です。
ここまで来たら後は棟上げまでラストスパート!しかし、慎重に。そして、


4寸角の棟木を打ち上棟!!

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