耐力壁と筋交い


みなさん、こんにちは。
3連休いかがお過ごしでしょうか?
連休という事でアクティブに動かれてる方もいらっしゃるんではないでしょうか?
照りつける太陽、ジメジメした空気。余計なお世話ですが体力大丈夫ですか?

私は昨日、家族と地元のお祭りに行きました。仕事しているとき以上に体力を消耗しました(笑)
という事で今日は体力は体力でも耐力壁のお話。

建物は上からの荷重は下へ下へ分散させることができます。ですので、上からの力に対しては強さを発揮できます。
しかし、横からの力に対しては縦からの力に比べ弱いです。

では、どう横からの力に対抗するか?その代表が筋交いと面材耐力壁です。
どちらも、耐震性を高める重要な工法です。

まず、面材耐力壁についてなんですが、建設中の家でこんな外観見た事ありませんか?



茶色の部分が全て面材耐力壁です。

家の外周前面に張っていきます。しかし、ただ張ってはいくだけでは効果を十分に発揮できません。
材料にこんな、注意書きがあります。



使用する釘と釘の間隔が指定されています。
指定されていない釘や間隔で施工してはいけません。
釘にも強度がありますし、間隔が広いと材料を押さえつけとくことができず耐力壁の役割を果たせません。

さらに、面材耐力壁は釘打ち機を使って張っていくんですがこの時にも注意が必要です。
釘が入り込みすぎたり、入りが甘かったりしてもダメです。釘頭が面材と平らになるのが適切な施工です。そのため、釘打ち機のエアの調整も大切になります。

耐力壁筋交いについてはまたの機会に。
それでは、よい休日をお過ごしください。

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