会津若松 さざえ堂


みなさん、こんにちは。

今日は福島県矢祭町、久しぶりに雨が降りました。これでもかと言うくらい晴天が続いていたので雨の存在を忘れかけてました(笑)

話は変わりますが、みなさん「さざえ堂」ってご存知ですか?
会津若松市 白虎隊自刀の地で有名な飯盛山に世界的に見ても珍しい建築物があるんです。
それが「さざえ堂」です。





見てください、この独特のフォルム。正式名称は円通三匝堂(えんつうさんそうどう)なんですが見た目がサザエに似ていることから「さざえ堂」と呼ばれるようになったそうです。それを聞いた時、分かりやすくて「さざえ堂」納得のネーミングでした(笑)

見た目も独特なら中も独特の造りになっています。
「さざえ堂」は階段がありません。スロープになっています。





入り口に入り二重螺旋のスロープに沿って右回りで上り始め、左回りで下り、出口に出る構造になっています。
上りと下りが別の通路になっているため他者とすれ違うことなく出口に出ることができます。この構造が世界的にも珍しい建築と言われている所以です。


なぜ、このような構造ににしたかと言うと、その昔「さざえ堂」には西国三十三観音像が安置されていて「さざえ堂」をお参りすれば三十三観音像のお参りができる画期的なお堂
でした。さらに参拝客の安全も考慮されています。

沢山の参拝客の安全と一度で三十三観音参りができる「さざえ堂」
このような建築物が200年以上前に造られたなんて信じられません。

会津へ行った際はぜひ「鶴ヶ城」と「さざえ堂」をご覧ください!必見ですよ(笑)
それでは、今日はこのへんで失礼します。




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