階段の構造と東京タワーの思い出


みなさん、こんにちは。

矢祭町、午後から雨が降りました。通り雨だろうと思っていたんですが、空がどんどん暗くなりたちまち強い雨が降ってきました。

雨が吹き込むので窓を閉めて作業していたんですが、暑い!!まるでサウナです(笑)今日は階段を施工していて、そこは狭く熱がこもり室内で熱中症になるかと思いましたよ。しかし、今朝の寒さはどこへ行ったんでしょう?

さて、今日は階段の構造についてのお話。





ピンクのテープで囲まれている茶色い部分が踏面(ふみづら)と言います。
私も含め、みなさんが踏面に足を乗せ階段を上り下りするわけです(笑)
踏面から垂直に立ち上がっている板を蹴込み板と言います。

踏面が蹴込み板よりせり出しているのが分かるでしょうか?
これは、つま先が当たらないようにするためです。と言うよりかは、蹴込み板が踏面に入り込んでると言った方が正しいですね。
ちなみに蹴込み板が無い階段を透かし階段と言います。

建築基準法では階段を安全に使用するために踏面幅750mm以上、奥行き150mm以上、*蹴上(けあげ)230mm以下と定めています。

階段を施工しながら、ふと私が小学生の頃、階段で東京タワーの第一展望台まで上ったことを思い出しました(笑)
確か5~600段だったと思います。
意気揚々、景色を楽しみながら最初は上っていったんですが、途中からは景色を楽しむ余裕なんて無くなりました(笑)なんとか展望台まで上り記念品をもらった記憶があります。
展望台での記念写真、私まったく笑っていません(笑)

いくら安全に、使いやすく設計されていても5~600段もあると、こちらの足がガクガクで安全もへったくれも無いって感じです(笑)

スカイツリーも階段で展望台まで上れるんですかね?
上れるなら挑戦してみたいと思います(笑)
それでは、今日はこのへんで失礼します。

*蹴上:階段一段の高さ











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