尺貫法とは


みなさん、こんにちは。
矢祭町、今日は珍しく一日中雨でした。
現場の片づけがありカッパを着ながらの作業。片づけが終わりカッパを脱ぐと…

あれ、服濡れてる!カッパの意味ないじゃん。そこそこ良いの買ったんですけどね…次はもっと値の張るカッパを買おうと思います(笑)

さて、今日は昨日の「メートル法」に続き「尺貫法」についてのお話。





今では、使用される場面が減ってしまった「尺貫法」
「尺貫法」の尺は長さの単位、貫は質量の単位を表しています。
建築業界でよく使うのは尺の方です。

私は寸だの尺だの言われても、それがどのくらいの長さなのかピンときませんでした。尺は建築の世界に入って覚えました(笑)

まず、尺の単位は分<寸<尺の順に長くなります。分の下に厘、毛がありますが滅多に使いません。スケールにもこの二つの単位は表記されていません。

1寸は3.3㎝
1尺は30.3㎝となります。

みなさんも、この機会に覚えてみてはいかがでしょうか?
身長とか聞かれたとき尺で答えたら笑いが取れるかもしれませんよ(笑)
ちなみに私の身長は5尺7寸1分です。さて何㎝でしょう(笑)

尺には他にも「鯨尺」というのもあります。
建築で使う尺とは異なります。1尺の長さが38㎝と長いです。「鯨尺」は服飾の世界で使われます。

先に述べましたように「尺貫法」は使用される場面が減りました。その背景には「メートル法」への移行と「計量法」が関係しています。しかし、今でもあらゆる職業で「尺貫法」は使用されています。
単位の国際統一も大切ですが長年、私達日本人が使ってきた「尺貫法」という文化も大切にしていきたい。私は、そう思います。

それでは、今日はこのへんで失礼します。









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