鬼瓦 のし瓦 雪止め まんじゅう瓦


みなさん、こんばんは。
今日は日立市、城屋根の家の現場へ行き天井下地をやってきました。
連休明けにしては、体がキレてました(笑)

さて、今日は「瓦」の種類についてお話。
まずは、某芸人さんのギャグでお馴染みの「鬼瓦」について。





こちらが、鬼瓦です。
がっかりさせて、すみません。あれ?鬼じゃないじゃんて思われた方もいらっしゃると思うんですが、必ずしも鬼が彫刻されているわけではないんです。

棟の両端に取り付けられる瓦を鬼瓦と言い、様々なデザインの鬼瓦があります。
鬼瓦も他の瓦同様、雨水が入らないようにするのが役割です。

続いては「のし瓦」





オレンジのラインが入っている瓦が「のし瓦」です。
ちなみに、「のし瓦」の下にになっているのが「桟瓦」です。
職人さん達は「平板」と呼んでいます。
「桟瓦」と棟だけでは雨水が入りやすく、防水としては頼りないんですが「桟瓦」の上に「のし瓦」を積むことによって、雨水が入りにくくなります。

続いては「雪止め」





その名の通り雪を止める瓦です(笑)
雪が落下したら人がケガしたり大変ですからね。
アーチ状になっている所で雪を止めます。


続いては「まんじゅう瓦」





丸いところが、まんじゅうに見えることから「まんじゅう瓦」と名称が付いたんだと思います。これはあくまで私の推測です(笑)

「まんじゅう瓦」は防水の役割はもちろんの事、軒先では瓦の重なりが見えてしまうので、それを隠すため装飾としての役割もあります。

みなさんも、機会がありましたら屋根をご覧ください。
様々な形の瓦がありますよ(笑)

それでは、今日はこのへんで失礼します。

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