さお縁天井とごう天井


みなさん、こんばんは。

台風の影響でしょうか。雨が降ったり止んだり蒸し暑かったりで体の調子が狂っちゃいますよ…昨日絶好調だったのに…
みなさんも、体調崩さないようにお気を付けください。

さて、今日は「天井」のお話。


今は、クロス仕上げの天井が一般的ですが、他にも「棹(さお)縁天井」「格(ごう)天井」「目透し天井」があります。





こちらが「棹縁天井」です。
クロス仕上げの場合は、天井下地にボードを張り、クロスで仕上げますが「棹縁天井」の場合は棹縁という部材を等間隔に取り付け、その上に天井板を取り付けていきます。

「棹縁天井」は書院造り、床の間などで用いられ、棹縁は床の間と平行に流します。
床の間に向かって棹縁を流すのは床刺しといわれ、あまり好まれません。

.
続いては「格天井」





画像が少しボケ気味ですみません。
「格天井」は格式の高い部屋に用いられる天井で、格縁という部材を格子状に組んだ天井です。


「棹縁天井」より格子状に組まれた天井は重厚感と高級感が増します。
「格天井」は格式の高い部屋に用いられると言いましたが、玄関や洋間などにも用いられます。

「格天井」は他にも「折上格天井」があります。
格天井周囲を一段高くして、二段にしている天井を「折上格天井」と言います。

天井については、また機会を改めてお話したいと思います。
それでは、今日はこのへんで失礼します。






  • このエントリーをはてなブックマークに追加