屋根勾配の決まりごと


みなさん、こんばんは。


事務所で、今月発行する弊社オリジナル新聞「永山通信」の準備をしていました。





私が編集長になって2回目の「永山通信」になります。
テレビ出演の記事や現在建設中の城屋根の記事、お客様へのインタビューなど内容も盛りだくさんで前回よりも読み応えのある出来になりました。自画自賛です(笑)

午前中「永山通信」の準備を終え、午後から新しく建てる家の現場へ行ってきました。
さ、寒い…朝から寒かったんですが午後はいつも通り暑くなるだろうと思って半袖を着てきたのは大きな間違いでした(笑)
周りから見たら、ただ元気な人だと思われたに違いありません。
みんな長袖でしたもん。もう衣替えの時期ですね。

さて、今日は「屋根の勾配」のお話。




これは先日行った鶴ヶ城の屋根です(笑)
さて、みなさん屋根の勾配にはいろいろ決まりがあるって事ご存知ですか?

金属葺きの場合は2寸勾配以上、スレート葺きは3寸勾配以上、瓦葺き4寸勾配以上となっています。

金属葺きの場合、1枚で棟から軒まで葺くことも可能です。表面も滑らかなため雨水が流れやすく勾配を緩くできます。

瓦葺きの場合、瓦と瓦の隙間から雨水が入りやすいので、勾配を急にして雨水を入りにくくします。

他にも、豪雪地帯など地域によって適切な屋根勾配は変わります。
ですので、必ずこの勾配でなければならないという訳ではありません。
あくまでも、この勾配が望ましいという事です。
瓦屋さんに聞いたのですが、瓦でも3寸勾配で葺けないことはないそうです(笑)

それでは、今日はこのへんで失礼します。











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