城屋根の家 手刻み加工のこだわり

みなさん、こんばんは。

大工家(だいくか)であり、弊社代表の永山一則の出演回。
いよいよ、明日10月5日土曜日 10時30分からチバテレビ「ビジネスフラッシュ~企業が輝くとき~」の放送日です(笑)


弊社の経営理念や家造りにおいてのこだわり、職人さんの事について熱く語ったそうですので、弊社の家造りのこだわりを、ぜひ明日の放送でご確認ください(笑)
ちなみに、初のテレビ出演という事で、さすがに緊張したそうなので、緊張した顔の大工家の顔も合わせてご確認ください(笑)

こちらは、土台となるヒノキの4寸角に墨付けした画像です。
この墨に沿って材料を刻んでいきます。その時、墨を完全に消してしまう切り方は良くありません。
墨残しと言って、うっすら墨が残るくらいで材料を刻んでいきます。

継手や仕口の接合箇所が緩くなってしまうので墨を完全に消し去らず、墨をうっすら残すのです。
ただ、完全に墨を消し去った方がよい箇所もあり、プレカットのようにはスムーズにいきません(笑)

それじゃ、プレカットにすればいいじゃん。なんて思われる方もいらっしゃると思いますが、弊社ではプレカットでは加工できない材料を使用します。
下の太鼓梁(たいこはり)もその一つです。

弊社の大工は木の癖を見極め、癖を活かす。機械にはまだまだ負けない、精度の高い加工技術があります。これは職人の誇りでもあり、弊社の家造りへのこだわりでもあります。
それでは、今日はこのへんで失礼します。

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