心持ち材のメリット

みなさん、こんばんは。


今日、作業場に材料が入荷しました。4tトラック2台分です(笑)
土台、梁、太鼓梁etc…
さて、本日入荷しました材料の画像を使いまして、ブログを書きたいと思います(笑)
今日は、「心持ち材」(芯持ち材ともいう)についてのお話。


こちらの、画像が「心持ち材」です。
ヒノキなので少し分かりづらいですが、木の中心が少し赤茶色(赤身)っぽくなっているのがわかるでしょうか?そこが、心材となります。
ちなみに、下の画像の白いところを「辺材」と言います。または白身と言います。


「心持ち材」の話に戻りますが「心持ち材」は主に土台や柱などの構造部分に使われます。では、なぜ構造部分に「心持ち材」を使用するのか?


それは、水分が少なく耐久性に優れているからです。水分が少ない以外の理由もあり、心材内に含まれている成分も耐久性に一役かっています。


この他にも、心材はシロアリの被害に遭いにくいといった特徴があります。
こちらも心材内に含まれる成分が関係しているのですが、シロアリも瑞々しくもなく、美味しくもないもの食べたくありませんからね(笑)


「心材」はシロアリの被害に遭いにくいのです。
だからと言って何もしないわけではありませんよ。
しっかり、防蟻処理も施しますのでご安心ください。


明日は「心持ち材」と「集成材」についてのお話をしたいと思います。
それでは、今日はこのへんで失礼します。

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