特製鴨居

今日は鴨居の加工をし、取り付け工事をしました。
鴨居(かもい)
和室の襖や障子などの建具を立て込むために引き戸状開口部の上枠として
取り付けられる横木。建具を滑らせるために溝を彫られる。
下部に取り付ける敷居と対になっている。簡単に言えば上部に渡されているレールや
溝の付いた水平材のことである。ドア等の開き戸の場合は上枠という。施工業者の間では、
開き戸のものも全て鴨居と呼ぶこともある。     
                      フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』  より

このようなものを鴨居といいますが、一般的に鴨居の広さというと10.5から12cmです。
この広さの鴨居でしたら紹介なんてできません。
今回の鴨居は、20cmの広さがあります。
なぜ・・・・・・
鴨居の加工.jpg 溝がたくさんありますね。
外部がアルミサッシではなく木製の建具ですので外部に面した部分の鴨居は
引き違いの戸で2本 + 網戸1本 + 雨戸1本 最低4本は必要になってくるのです。
しかも今回は柱の外側を戸がはしる特殊な構造にするという山名様の希望により
一番長い鴨居で全長5.4m ・ 幅20cm 特注の立派な鴨居を使いました。
材料を用意していただいた(株)押田製材所の専務もこの材料を探すのはかなり
苦労したようです。私の材料に対する注文も多かったのですが・・・・
何はともあれ溝を必要な部分に必要な分だけカッターで彫り込み取り付けました。

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