耐力壁造り

耐力壁の代表は昔から用いられる「筋交(すじかい)」で建物を支える方法ですね!
しかし、今はいろいろな方法で耐力壁を作ることが出来ます。
今回の東京都の現場では、筋交では壁の強度、壁倍率がとりきれない関係上、
耐震パネルを全面に貼り付ける方法をとりました。
ダイライトといわれるよく見られるパネルです。
ダイライト12ミリ
このパネルが見た目以上の強度を発揮する様です。
しかも今回の現場のダイライトは12ミリ(通常の現場では9ミリ)です。
釘間隔はなんと75ミリ間隔。通常の倍の量の釘を打っています。
この現場の釘を本数を大体数えて金物屋に買いに行きましたが、
置いてあった店の釘全て私が買ってきた次第です。
実に15箱(3000本)です。
数を数え、箱数を出したときは正直「うそでしょう~~」と思いました。
何回も計算しましたがやはり・・・。
実際に貼り終わったパネルの姿を見るとあり得ないくらい釘が打ってあります。
しかも今回は外部・内部の両面貼りで壁倍率5の住宅です。
絶対に大丈夫でしょう。これだけやっているのだから!

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