瓦屋根におすすめな勾配は?

住宅の屋根はコンクリート製の陸屋根を除いて、
それぞれに勾配をつけて施工してあります。

良く見ると急勾配の屋根や緩勾配の屋根がありますが、
瓦屋根におすすめな勾配があることをご存知でしょうか?

瓦は種類や大きさによって若干勾配を変えることはありますが、
瓦屋根の勾配は実は4寸以上とされています。

それぞれの瓦屋根の住宅を見ると
大体勾配は同じぐらいで取っているはずです。

瓦屋根はどうしても雨を流すのにストレートより勾配が必要であり、この勾配が決められた勾配よりもあまりにも緩やかであると
雨漏れの原因にもなりかねないのです。

それでは瓦屋根の勾配は急であれば良いのかと言うと、
瓦屋根の急勾配は作業効率が悪いので料金が高くつきます。

屋根勾配が急すぎることで作業する人の安全を守り、
作業効率を良くするために、
屋根面に足場を組んで安全を図ったり
作業効率を上げたりしなくてはなりません。

この様に住宅の屋根勾配は使用する材料や
雨漏れの防止そしてデザインなどで決められるのです。

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