握りやすい手すりとは

手すりは設置する目的、場所によって適した形状が異なりますが、握りやすさを重視すべき点は共通しています。

握りやすい手すりとは、形状、高さ、材質、などが適切であることです。
長い廊下などには体を支える水平タイプが適していますが、玄関の上がり框への移動を助けるなら縦型が適しています。
このように、特に形状については場所によって適したものを選ぶことが大切です。

I型は、内開きドアの壁やトイレ、上がり框などに使われます。
姿勢を安定させる目的で設置することが多く、高さ位置に特に注意しなければなりません。
玄関の外側に設置すれば、重いドアも外側から開けやすくなります。
玄関扉の外側に取り付ける場合は、冬などに冷たくならない材質を選ぶのがポイントです。

階段用は、言うまでもなく階段の昇降を助け、転倒を防止する目的で設置します。
滑りにくく、体をしっかりと支えられるだけの太さが求められます。
注意すべき点は端部を階段よりも長くすることです。
特に最上段は、階段と同じ位置に端部がくると、前のめりになって降りることになるため危険です。

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