軒天の下地

今日の現場では軒天の下地を行いました。
軒天井の板は杉板を勾配なりに貼るのでタルキと直角方向に桟を打ち付けます。
その桟を「キゴマイ」と呼んでいます。
キゴマイをメンドの間に3本(約20cm間隔)に入れました。
この本数、間隔に決まりはありません。等間隔でも2本・3本と続けて入れても
間違いではありません。
屋根下地 2 形が見えてきましたね!
この後、杉板を貼ります。杉板も無節の綺麗な板を用意していますので
貼り上がればとても上品です。
こうなると心配なのは雨・雪です。
板を濡らす訳にはいきません。板が狂い隙間が空いてしまいます。
毎日帰りには屋根全面シートをはって終了です。
この作業が無ければ楽なんですが・・・
数寄屋造りのような和風建築に雨などの湿気は最大の敵ですね!

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