松 丸太の加工

昨日紹介した松の丸太のキザミの様子です。
松丸太ですので角材ではありません。角材ではないということは一般的な機械は
材料に挟むことができないので使用することができません。
もちろんプレカットも無理です。
松 丸太の加工 ①丸太を水平に設置
②小屋束や柱の穴となる部分のみチェーンソーで落とす。
③小口に板を地面と垂直になるように立てる。(写真のように)
④電気カンナを使用して墨まで水平に削る。削り終えた物が写真(下)です。
⑤特殊な機械で穴をあける。その後、ノミを使い仕上げる。
⑥アリ(継ぎ手)部分を加工する。
このような工程で加工していきます。通常の電気角のみが使えないので
手間は倍以上かかります。
しかしこの梁を使った家は丈夫ですよ。
興味のある方、良さを解っていただける方には喜んで用意させていただきます。

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