車いすが通れる幅って?

車いすの幅はフルオーダーをのぞいた手動のもので630ミリ以下、電動のもので700ミリ以下がJIS規格として販売されています。

新バリアフリー法では、これを考慮してトイレや浴室などへ繋がる出入り口は90センチ以上の幅をとることが法律できめられていますので、ご自宅の家を建てる場合に参考にすると、住みやすい家になります。

また、車いすの方が通る廊下の幅も90センチ以上が通過し易い寸法とされています。
車いすの人と横向きの人がすれ違えるようにしたい場合には、120センチほどが必要となります。

さらに、車いすが通ることができる最低有効幅は85センチほどと言われていますが、曲がり角がある廊下の場合には、車いすを回転させる必要がでてきます。
その場合には最低140センチ、できれば150センチほどをとると、通りやすく余裕のある廊下ができあがります。

そして、部屋を通路代わりにするという方法もありますが、頻繁に使う主な場所への廊下の幅は広めにとっておくと移動のストレスを減らす事ができます。

間取りの工夫で対策ができる場合もありますので是非ご相談下さい。

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