玄関の介護リフォームのポイント



体が衰えてしまった高齢者や、からだの不自由な方にとってはちょっとした段差が怪我の原因につながってしまう場合があります。

ぜひ高齢者やからだの不自由な方が住んでいる家には段差を取り除きたいものです。
しかし、一戸建てにおいて日本の建築基準法では、防湿の措置をしない場合には1階の床の高さを45センチ以上にしなければならないという決まりが存在します。そのため、玄関の段差が高くなっているという家が多く存在するのです。
この玄関の段差が原因で靴をぬいで立ち上がろうとした瞬間転んで、段差などで頭を打って怪我をするとういうケースがあります。


玄関での事故の1番の対策として考えられるのは、手すりを設置するということでしょう。しかし手すりも目的によって設置しなければ、かえって怪我の原因となってしまう場合もあります。
もし手すりを玄関に設置する場合には立ってくつを脱ぐか座ってくつを脱ぐかを第一に考えましょう。それらによって手すりの形や配置がかわってきます。
しっかりと立って脱ぐか座って脱ぐかを考慮して手すりを設置しましょう。また玄関のタイルも表面がツルツルしていると、雨が降った日など滑ってしまう可能性があります。
表面の仕上がりがザラザラしているタイルにしたほうが、安全でしょう。

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