介護保険でリフォームできる?


年を取ってくると、
長年住み慣れた家にも、不便さを感じるようになります。

今までの家にはどうしても、敷居のような段差ができてしまいました。
その小さな段差につまづくことが多くなります。
移動する時に、何かに掴まらなければ不安に感じるようになります。


そんな時、安心して住み続けられるように、
介護保険の給付を受けてリフォームすることができます。

対象者は要支援1・2、要介護1〜5の認定を受けている方です。

上限18万円まで支給されますが、
リフォームできる工事に制限があります。

階段や廊下、トイレ、浴室、玄関から通路までの手すりの取り付け、
敷居の撤去やスロープの設置、畳などを滑りにくい床材に変更する、
和式トイレを洋式トイレに変更する、
開き戸を引き戸や折り戸に取り換えるといった工事が対象になります。

注意すべきは、着工する前に申請しなければならないことです。
まずは、担当のケアマネージャーか地域包括支援センターに相談して、
内容の検討と書類の作成を依頼してください。

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