最終編・建築業はサービス業である

7.訪問頻度

今日のテーマは、「訪問頻度」についてです。

新築現場のご近所で、新たに受注するために、「接触頻度」は最も大切になってまいります。

現場周辺のお宅を何度も訪問しようと心がけています。

今までは、着工の前に一度だけ訪問していました。

他の工務店さんも大半がそのような対応が現実ではないでしょうか。

よく訪問しているところでも、3度か4度です。

着工前、上棟時、完成時、それと見学会の案内。

しかし、それでもまだ足りないと、私たちは考えております。

10回以上は訪問しないと、親しみを感じてもらえません。

でも、ただ訪問すればいいというわけではないのです。

ただの変わり者になってしまいます。

もし、自分たちの営業のため、その都合で訪問しているとしたら、ご近所の方は迷惑と感じてしまいます。

しかし、残念ながら、ほとんどの場合、業者の都合で訪問しているのが現状でしょうね。

ではどうすればいいのか? 私たちは真剣に考えてみました。

ご近所の方にとってありがたい訪問にするのです。

●「ありがたい訪問」?

それは、無料点検です。

・水漏れ

・雨漏り

・戸が開きにくい

お家の方が困っていること、いろいろありますよね。

・「工事を始めるにあたり、ご迷惑をかける代わりに○月○日~○月○日まで、

○○の無料点検をすることができます。」

○○は各専門業者です。

○月○日~○月○日は、専門業者が現場にいる期間です。

これなら親切な訪問となり、何度でもおじゃま出来ます。

われわれがすべて行うのは大変です。

また、スタッフをつかえば、手間と費用がかかります。

そこで、下請けの各専門業者にご協力をいただきました。

訪問時に、一緒に「チェックシート」を持参するようにしております。

素人でも、チェックするだけで家の問題が発見できる用紙です。

そうすれば、必ず何件かリフォーム工事につながる可能性がでてまいります。

専門業者にとってその工事は、ありがたくないと考える時もありました。

決してただ働きになりません。

訪問すればするほど仕事のチャンスは増えるのです。

以上、「建築業はサービス業である」をテーマにお送りしました。

あとは、実践あるのみと決意をあらたにしています。


つのポイントは、どれも難しいことではないと思っています。

一つ一つ問題点をつぶしていき、日々改善の努力をしております。

決してあきらめません。

お金をかけずに、集客する方法、受注へつなげる方法は沢山あります。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2階の床

2階の床に縁甲板(目地付きの加工板)を貼りました。
厚さ25mmの厚い国産の縁甲板を貼りました。
杉にも国産はもちろん中国からの輸入品もあります。中国産は香杉といって
独特の香りがしますが見た目は似たようなものです。
今回は国産杉の加工板で仕上げましたので杉のやさしい香りと暖かみのある仕上がりに
なりました。
1階の天井を貼りませんのでこの床板の裏面が見えるわけですが材料が良かったので
何ら支障もなく自然に仕上がりました。   満足しています。
杉縁甲板 赤みが多くていい感じでしょう?
この床は最終的に塗装屋さんが自然塗料のワックスで仕上げます。
仕上がりが大変楽しみです。
私は明日、消防行事で秋季検閲です。頑張るというより楽しんできます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加