蔵の命ともいえる棟付近。漆喰塗の下地が出来上がりました。
高い位置にある窓は明かり取りの意味もありますが飾りです。
桁の高さに松の梁材。屋根の母屋を受ける梁材(通称天びんと言っている)。
棟を受ける大きな梁材。外観ではこの部分が蔵造りの見せ場です。
真壁作りですので雨じまいへの気配りは大事です。
開いている部分にはアルミサッシが入ります。今回の場合最上部の小窓の下に
もう1台アルミサッシが入る間取りとなっています。
このあたりがただの蔵とは違うところです。
サッシを入れれば下地完成・・・・・
という訳ではないのが蔵です。サッシの上に庇(小屋根)がつきます。
この部分は後日紹介したいと思います。
外部 漆喰下地
続編3-建築業は「サービス業」である
登録建築家(@樋口廷之)です。
今日も 引き続き 続編になります。
7.駐車
社内結婚が多いのはなぜか考えてみました。唐突ですが。
私なりの解答は、「接触の機会が多い」からです。
毎日会っていると、意外な一面を知ることがありますよね!
ドキッとすることありませんか? 急に異性として意識し始めたことありませんか。
それまでなんとも感じなかった相手に、惹かれるようになるのです。
建築現場となっている場所の、ご近所の方も同じです。
はじめはなんとも思わなかったのに、だんだん興味を持ってくださります。
会えば会うほど、親近感を覚えるものなのでしょうね。それゆえ、ご近所の人の不安が取り除かれます。ただし、これまでもシリーズ化してブログに掲載してまいりましたが、何度も言います、現場がきちんとしていればの話だと思っています。
新築現場のご近所で、新たに受注するために、
●「駐車」
にも気をつけています。
私どもの現場では、
スタッフ、職人さんたち、取引業者が駐車する場所には細心の注意をはらっています。
平気で路上駐車することはございません。
こう考えるのです。「もし、ご近所の方が迷惑しているとしたら」と。
ご近所の方に、不愉快な思いをさせていたら受注は望めません。
どこに駐車するかも慎重に考えて作業をすすめております。
いくら仕事が出来ようが、評価されません。話の土俵に上れないわけですから。
それゆえ、駐車するにも気をつけるように日々心がけています。
一度感情を害されると、なかなか元に戻りません。
人の嫌がることは、決してしないよう現場関係者に徹底しています。
受注の機会を知らず知らずに逃していることにつながります。
できるまで辛抱強く取り組んでいます。人間は忘却の動物でもありますから。