矢祭町つつじヶ丘ニュータウンに建つ夫婦2人の別荘のような住宅です。
現在は千葉県我孫子市に住んでいますが2週間に1回くらいの周期で家に戻ってきています。八溝山の水を汲んだり植木を植えたり都会では出来ないことをして楽しく暮らしています。
建築を頼まれたきっかけは向かいの家を永山工業で新築したのですが、そこのお婆さんが室伏さんを招きいれ仲良くなり、お茶を飲みながらセールスしていただきまとまった話です。お茶のみは大事ですね。
青森ヒバの板を使った手造りの下駄箱です。
現場によって違う材料で造る下駄箱。世界に一つの下駄箱。木の香りぷんぷん。木の丸みをそのまま使って造った豪快な下駄箱です。
客を迎えたとき目をひくものは間違いなしです。
梁現し 米松2本
天井吹き抜け部分に、材木工場から選別した梁をカンナで仕上げで現しました。
家の横揺れを支えるといってもよい大梁です。
茶室をイメージしました。
たたみを床の間に敷き、奥行が狭いのを感じさせない視覚的工夫の作品です。
たたみの為、柔らか味のある優しい床の間になりました。
土留めブロック スリーラインブロック(土留め用)
土建屋さん(建設)の土留めより安く仕上がります。空洞部には、コンクリートを充填しますので、コンクリート塀のブロック版のようなものです。
外断熱 旭化成ネオマフォーム 屋根部45mm
建物全体を発泡系断熱材で囲む工法で、家の中の空気を逃がさないので冬でもあったかです。
夏は熱を遮断する為、通常の断熱材(グラスウール、スタイロフォーム)より屋根裏でもひどくありません。施工中屋根裏に行ったりして実証済みです。
南側 正面
洋風無垢板住宅
外部は普通の住宅ですが、玄関を開けて中に入ると杉・ヒノキ・桐・松・ひば等、いろいろな無垢板を使った住宅です。クロスは使っていません。
キッチンなどは珪藻土(シルキー)で仕上げ、家全体で呼吸する住宅に仕上げました。